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コーティング技術と応用例:食品包装用フィルム

食品包装用フィルム

接着剤コーティング

食品用のパッケージ材としては、オレフィン系フィルムと蒸着フィルム、またはアルミ箔とラミネーションしたものがあります。マイクログラビまたはスロットダイで接着剤を5μ前後になるようフィルムに塗工し、乾燥後、蒸着フィルムやアルミ箔をラミネーションします。ラミネーションするアルミ箔にも、特殊な撥水コーティングをマイクログラビアで行うことがあります。

バリアフィルム

酸素や水分から食品を守るために必要なバリアフィルムもラボのコーティング技術と機械によって様々な方法で製造可能です。ひとつは、マイクログラビアコーティングを用いて、1μの厚さのPVA (ポリビルニアルコール) をPPまたはPETフィルムにコーティングする方法です。また、PETフィルムに接着剤を塗布し、乾燥後にアルミ箔をラミネートしたバリアフィルムの製造の実績もあります。

感圧接着剤、粘着剤(PSA)

ラボの精密スロットダイコーティング法を用いると、シリコーン剥離フィルムに20~50μの厚さのアクリル系またはウレタン系の粘着剤を塗布することが可能です。当社のコーティング装置は、硬化したPSAコーティングの上に基板をラミネートすることができ、その後、エージング工程を設けることができます。