過熱水蒸気炉
過熱水蒸気炉をR-to-R塗工装置の乾燥炉として採用した業界初の塗工装置
過熱水蒸気とは?
100℃で蒸発した飽和蒸気を常圧のまま、さらに高温度に過熱した水分子ガス。
薄膜コーティング | マイクログラビア(300mm 幅) |
---|---|
厚膜コーティング | アプリケータ(230mm 幅) |
熱風乾燥炉 |
1.5 m×2 Zone No.1: Max 100 ℃, No.2: Max 140 ℃ |
過熱水蒸気炉 | 2.0m ×1 Zone, Max 450 ℃ |
ライン速度 | 1.0-50.0m/min |
テンション | 0.5-10kg |
基材幅 | 330 mm |
過熱水蒸気コーターの特徴
- 過熱水蒸気技術は100℃で蒸発した飽和蒸気を常圧下、更に高温度に加熱した水分子ガス体を利用した過熱水蒸気炉とこれを備えたコーティング装置として特許取得
- ナノ薄膜塗工と厚膜塗工が可能
- 空気加熱対比6-12倍熱容量が高いため効率乾燥が可能
- 低酸素雰囲気下で120-450℃までの熱処理が可能
- 裾野が広く横展開の可能性が非常に高い技術
- コーティング処理に適した予熱昇温条件、過熱水蒸気条件、排気条件のノウハウを元にユーザー毎にソリューションを提案できる
過熱水蒸気炉のユニークな実績
- 低酸素下での熱処理
- 効率乾燥または脱溶媒
- 脱脂、脱臭
- 耐熱樹脂パウダーの熱融着
- 金属微粒子の焼結
- フィルム製品の熱歪除去、熱収取率低減、結晶化
- 密着性向上
- 化学反応完結
- 賦形
- ロール状フィルムまたは金属箔の加工が可能